訪問介護員(ホームヘルパー)は、訪問介護を行う者の資格の一つで、都道府県知事の指定する訪問介護員養成研修の課程を修了した者をいいます。 介護保険法第8条第2項において介護福祉士と共に、介護行為を許された「その他政令(介護保険法施行令)で定める者」です。 かつては家庭奉仕員と呼ばれ、現在は一般にホームヘルパーと呼ばれています。 実際の資格付与(修了証明書・修了証書が資格証となる)は講習施行者によって行なわれます。 厚生労働省は2005年、介護に携わる者の資格を介護福祉士に一本化する方向を打ち出しましたが、需要に対し供給が全く追いついていない状況であり、2級以上のホームヘルパーの需要は依然として高い状況にあります。
訪問介護員の資格には1〜3級課程があり、1級課程修了者の継続養成研修を含め4種類の研修があります。 3級課程の研修を行っている事業者は少なく、一般に2級課程から取得する者が多い。 これは、2級取得者の需要が多いため(3級取得者は家事援助しか出来ないのに対し、2級取得者は家事援助に加え身体介護・移動介助ができるなど仕事の幅が広い)。
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